日本人の2人に1人が、一生のうち一度はがんになる時代です。男性のがんの43.4%、女性のがんの25.3%は生活習慣や感染が原因と考えられ、8.4パーセント)です(「中央区基本計画2018」より)。以下の選択肢は、生活習慣やその他の要因を改善することで、がんのリスクを低減する方法についての洞察を提供する。
がんは日本人の2人に1人が経験する病気です
がんは日本人の主要な死亡原因であり、中央区においても、がんによる死亡者が最も多く、平成28年の主要死因順位は、1位 がん(30.9パーセント)、2位 心疾患(13.9パーセント)、3位 肺炎(8.4パーセント)です(「中央区基本計画2018」より)。
がん予防のためにできること
がんのリスクは、喫煙・過度の飲酒・日頃の食習慣・運動不足等による生活習慣病やがんに関するウイルスへの感染により高まります。生活習慣を改善し、がんになる危険性を低くしましょう。
がんをより早く発見するために
がんは死亡原因の第1位にも関わらず、約3割もの方ががん検診をまったく受けていません。早期発見・早期治療のために、ぜひがん検診を受けましょう。中央区では、がん検診を加入する健康保険組合等の種別に関係なく、対象年齢の区民の方全員に実施しています。
保健所・保健センターの取組み
生活習慣病予防講演会
生活習慣病予防に関する講演会を年3回開催しています。
食育講習会 成人向け講習会
生活習慣病予防のための栄養・食生活に関する知識の普及や料理を紹介する講習会を年4回開催しています。
禁煙外来医療費助成
たばこによるがんを予防するために、禁煙支援を積極的に推進しています。
肝炎ウイルス検査
B・C型肝炎は、感染した状態を放置すると、慢性肝炎から肝硬変・肝がんに進行する場合があります。
骨髄移植ドナー支援事業
骨髄移植ドナーの負担軽減と登録者拡大のため、骨髄・抹消血幹細胞を提供した人及びその方が従事する事業所に奨励金を交付します。
がんについての悩み・不安の相談先
「がん相談支援センター」は、全国のがん診療連携拠点病院などに設置されているがんに関する相談窓口です。その病院に通院していなくても、どなたでも無料で利用できます。
リンク先では東京都のがん相談支援センターが一覧で案内されています。
安心して療養するために
アピアランスケアでは、外見の変化が心配な時、薬を使用した治療的なケアから、ウィッグ(かつら)による脱毛のカバー、ヘアケアやメイクアップなどの日常的な化粧品を使用したケア、また、外見の変化による対人関係の悩みへの対応まで含めた相談ができます。
がん患者さんの外見に関わるつらさを軽くすることを目指した、アピアランス支援センターがあります。(こちらのアピアランス支援センターは、国立がん研究センター中央病院に主治医がいらっしゃる方が対象となります。
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